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私のまわりであったこと
私の友人や知り合いから聞いたり、相談を受けたりした話です。
●無能な上司&あまりの忙しさにブチきれた
会社の同僚や気の許せる先輩相手に、仕事帰りの飲み屋で愚痴をいったり、文句を言ったり、議論に花を咲かせる
光景はよく見かけられます。
毎日の仕事上のうっぷんは、通常はそういったプチ発散を重ねることで、重大な事態に陥いらないようにセーブされて
いるといえるでしょう。
不幸にも、そういったプチ発散が出来ず、うっぷんが積もり積もって爆発してしまった人がいました。
原因はいろいろあるのでしょうが、無能な上司に振り回されて忙しさも限度を超えたことが主な理由だと思われます。
人によっては、爆発させることなく内に抱え込んで、うつ、心身症へすすむ場合もありますが、この場合は
幸いにも(?)外へ向かって爆発したので、一時的に社内の空気はまずくなるでしょうが、本人に与えるダメージは
最小限ですんだと言えるかも知れません。
もちろん、本人はそんな冷静に考えられるわけもなく、憤懣やるかたない状況だと思いますが・・
こういうケースは、小さな組織で比較的起こりやすいといえるでしょう。
会社は大きいのだけれど、業務上の組織が小さい場合もあてはまります。
今回も数人のチームで仕事をしているケースで、直属の上司がいわゆる課長クラス、その上が部長という組み合わせです。
カギは、この課長です。
課長の指示で業務を行う立場にあるので、常に「課長待ち」の状態になり、業務がひっちゃかめっちゃかにかき回されて
しまうのです。課長に仕事上の適性がないと、部下は悲劇です。
例えば、自分が抱えているプロジェクトの進行上、課長にある日時までにいくつかの判断をしてもらわないといけないような場合で、
ずいぶん前もってその必要性を話し、プッシュしてきたものの約束は守られず、プロジェクト遅延のとばっちりが自分に
降りかかってきて夜なべ仕事になる、というようなことがあります。
現実には、ままあることかもしれません。いろんな流動的要素もあるでしょう。程度の問題だ、といえる場合もあるでしょう。
ところが不思議なことに、こういったことは人によって違うのです。
例外に目をつむれば、毎回グズな人と、うまくスケジュールを守っていける人、この2種類にはっきりと分かれます。
もしかしたら、課長とのコミュニケーションが円滑にいっていれば、爆発劇はなかったかもわかりません。
今回は、日ごろから課長の仕事の進め方について、注文を繰り返し出していたにも関わらず、状況は一向に
改善されませんでした。課長の危機意識の欠如というか、能力不足といわざるを得ません。
爆発劇の後に、部長が言った言葉が「課長が悪い」だそうですから、この組織が機能不全に陥っていることは
容易に想像できます。
もし、こういう状況に自分が置かれたら・・・
1.コミュニケーションのとり方を工夫して上司になんとか理解してもらう
2.それがかなわないなら、内に抱え込まず今回のように大爆発の前にプチ爆発を試みる
3.自分を信じて大爆発
4.自己防衛に徹する
ということが考えられます。
組織にいる以上は、有能な上司ばかりでもないので、今回の課長のようなタイプにも、こんこんと説いていく必要はあります。
その効果がない場合は、プチ爆発をしてみます。その場合のポイントは、決して冗談ぽくやらないこと。
本気ですからね、ということが相手に伝わるようにしましょう。
それでも理解しない場合は、大爆発も手段としてありだと思います。周囲にも状況がわかってもらえることでしょう。
そこまでしても状況が改善しない場合は、組織に期待せずに自分を守る術を見つけて耐えていくしかない、ということになります。
注意点を一つ。
直属の上司がダメな場合、そのさらに上司に直訴するというのがありますが、極力この手段は避けた方がいいです。
あくまで自分と上司の問題として捉えましょう。
というのも、今回のケースでいえば、課長に対する部長の評価がどうであるかはわかりませんし、日本の組織の場合は
出る杭はまず打たれる傾向が強いです。正当な主張も不満分子とみなされてしまう悲しい現実があります。
部下からすると史上最低の上司でも、会社からみると数字をそこそこあげているから頑張っている、と評価されている
ケースもあります。上司だけには受けがいいということもあります。
大企業病という言葉に象徴されるように、責任感の欠如、長期ビジョンの欠落、減点主義のもたらす弊害はとても大きいです。
一部の企業では、こういった悪習を打破しようと、組織として取り組んでいるところもあります。
ちなみに、今回の方がお勤めなのは、昔ながらのステイタスを大切にしている名門企業です。
企業名からうける印象と実態はずいぶん違うものだなぁと実感させられました。

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